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スクールか独学か、最初に確かめたい3つのこと

仕事から帰ってスクールの紹介ページを開くと、どこも良さそうに見えて決められない。独学でいい気もするけれど、途中でやめてしまいそうで怖い。そんなときは「スクールか独学か」を一度に決めようとせず、スクールが提供しているものを3つに分けて、自分に必要なものだけを確かめるほうが迷いは少なくなります。このページでは、その分け方と、無料教材で試す手順をまとめます。

迷いを「添削・学習順序・ペース管理」の3つに分ける

スクールの受講料には、動画教材だけでなく、いろいろなものが含まれています。整理すると、作ったものを見てもらう「添削」、何をどの順に学ぶかを決めてくれる「学習順序」、止まりそうなときに引き戻してくれる「ペース管理」の3つにまとめられます。

独学が向いているかどうかは、この3つのうち、どれを自分でまかなえるかで決まります。3つとも自分でできそうなら、独学から始めても問題ありません。反対に、1つでも「ひとりでは難しい」と感じるなら、そこを補ってくれる形を探す意味があります。

まずは紙に3行の欄を作り、それぞれに「自分でできる」「わからない」「難しい」のどれかを書いてみてください。ここを埋めることが、このサイトで使う学習計画表の準備になります。

添削:作ったもののどこが弱いかを、誰が教えてくれるか

デザインは、自分で見ているだけでは弱いところに気づきにくい分野です。文字の大きさの差、余白のとり方、配色の意図などは、第三者に指摘されて初めて気づくことがよくあります。

独学の場合は、学習仲間やSNSで見てもらう方法もありますが、指摘の深さは相手しだいで安定しません。スクールの添削も形はさまざまで、文章でのコメント、画面に直接書き込む形式、話しながら見てもらう形式などがあります。

確かめたいのは「自分の作品に、理由つきの指摘が何回もらえるか」です。回数と返し方は学校ごとに違うので、比べるときの軸として覚えておいてください。細かい見方は「選び方の基準」のページで扱います。

学習順序:何から手をつけるかを自分で決められるか

Webデザインの学習には、デザインツールの操作、配色や文字組みの基礎、HTMLとCSSによるコーディング、バナーやWebサイトの制作など、いくつもの領域があります。独学でつまずきやすいのは、内容の難しさより「次に何をやるか」を決め続けることです。

書籍や無料の教材を組み合わせて順番を自分で組めるなら、この点は独学でもまかなえます。「どの順番がいいのか調べているうちに一週間たってしまう」という状態なら、カリキュラムとして順番が決まっていることに価値があります。

判断のヒントは、これまでに資格の勉強などを自分で計画して進められたかどうかです。当てはまらなくても問題はありません。自分の傾向として書き留めておきましょう。

ペース管理:忙しい週に手が止まったとき、戻れるか

働きながら学ぶと、繁忙期や急な残業で学習が途切れる週がどうしても出てきます。問題は止まることではなく、止まったあとに戻れるかどうかです。

スクールによっては、面談やメンターとの定期的なやりとり、課題の提出期限などで、ペースを保つ仕組みを用意しています。一方で、そうした仕組みがあまりなく、自分で進める形に近いスクールもあります。独学なら、学習記録をつける、決まった曜日の夜を学習時間として先に押さえる、といった工夫でペースを保つことになります。

過去に、途中で止まった習い事や勉強がなかったか思い出してみてください。止まった理由が「忙しさ」だったのか「迷い」だったのかで、必要な支えの種類が変わります。

無料教材で試して、足りないものを書き出す

申し込む前に、無料で使える教材で実際に手を動かしてみると、3つの欄のどこが本当に苦手なのかがわかってきます。たとえば、無料で始められるデザインツール(Figmaなど。プランの内容は公式サイトで確認してください)で既存のバナーを見ながら作ってみる、MDN Web DocsなどでHTMLとCSSの基本を読みながら簡単なページを作ってみる、といった方法があります。

目安として2週間ほど、平日の夜と休日に少しずつ取り組み、そのあいだに「ここで手が止まった」と感じた場面をメモしておきます。止まった理由が「正解がわからない」なら添削、「次に何をするかわからない」なら学習順序、「時間がとれなかった」ならペース管理が足りていないということです。

このメモが、スクールを比べるときに一番役に立つ材料になります。

判断の目安と、次に決めること

3つの欄を埋めて無料教材を試したら、次のように整理できます。3つとも自分でまかなえそうなら、独学で進めながら、必要になった時点で添削サービスや単科の講座を検討する形でも十分です。添削だけが足りないなら、添削の回数と質を重視してスクールを比べます。学習順序やペース管理も足りないなら、カリキュラムとサポートがそろった形を中心に比べます。

どの場合でも、次に決めるのは「卒業時にどんな作品を何点持っていたいか」です。これが決まっていないと、スクールの説明を聞いても、自分に合うかどうか判断できません。目的ごとのゴールの決め方は「目的別ゴール」のページで、計画表への落とし込み方は「作品から逆算」のページで扱います。

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