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カリキュラムと添削で見るWebデザインスクールの選び方

スクールの紹介ページには、どこも「現役デザイナーが指導」「充実のサポート」といった言葉が並んでいて、文面だけでは違いがわかりにくいものです。比べるべきなのは宣伝の言葉ではなく、カリキュラムと添削の具体的な中身です。このページでは、項目ごとに確認するポイントと、説明を聞くときに気をつけたい点を整理します。確認した内容は、学習計画表の各欄に書き込んでいってください。

デザインとコーディングの配分を確かめる

Webデザインスクールといっても、デザインツールでの制作が中心の学校もあれば、HTMLとCSS、JavaScriptなどのコーディングに多くの時間を割く学校もあります。どちらが良いかではなく、自分の作品リストに合っているかが判断の基準です。

確認するときは、カリキュラムの各単元がデザイン寄りかコーディング寄りかを分けて数えてみてください。単元の数か、想定の学習時間が示されていればその割合を見ます。「Webデザイン」と書かれた単元の中身が、実際にはツールの操作説明だけということもあるので、単元名だけで判断しないようにしましょう。

転職でWebサイト制作まで担当したいならコーディングの基礎は欠かせませんし、バナー制作の副業が中心ならデザインの比重が高い方が合います。学習計画表の2段目と照らし合わせてください。

添削は「回数・形式・返ってくるまでの時間」で比べる

添削はスクールごとの差が出やすい部分です。比べるときは、次の3つを分けて確認します。1つ目は回数です。回数に上限があるのか、課題ごとに決まっているのか、再提出も見てもらえるのかを確認します。2つ目は形式です。文章でコメントが返ってくるのか、画像に直接書き込まれるのか、画面を共有しながら話して説明してもらえるのかを確認します。3つ目は、提出してから返ってくるまでのおおよその時間です。

働きながら学ぶ場合、返ってくるまでの時間は特に大切です。週末に提出して返ってくるのが翌週末だと、直す時間がとりにくくなります。

可能であれば、実際の添削例を見せてもらいましょう。「良いと思います」だけで終わるのか、なぜ直すべきかの理由まで書かれているのかで、学びの深さは大きく変わります。

質問対応:聞ける時間帯と、聞き方の制限

学習中に手が止まる原因の多くは、小さな疑問です。質問対応については、チャットかビデオ通話か、対応してもらえる時間帯、1回の質問に回数や時間の制限があるかを確認しましょう。

平日の夜や休日に学習する人にとっては、その時間帯に質問できるかどうかが実際の使いやすさを左右します。「24時間質問可能」と書かれていても、返事がいつ届くのかは別の問題なので、目安を聞いておくと安心です。

また、質問に答えるのが講師なのか、学習サポート役のスタッフなのか、担当者が決まっているのかも確認ポイントです。担当者が毎回変わる形でも問題はありませんが、自分の進み具合を把握してもらえるかどうかは変わってきます。

オンラインと通学:生活の動線で考える

オンラインか通学かは、学習の質より、生活の中で続けやすいかどうかで考える方が判断しやすくなります。オンラインは移動時間がかからず、帰宅後の短い時間を使いやすい反面、始めるきっかけを自分で作る必要があります。通学は教室に行くこと自体がペースの支えになりますが、残業のある週は予定が崩れやすくなります。

最近は、動画教材はオンラインで、面談や質問はオンライン通話で、というように組み合わせた形も多く見られます。形式の名前よりも、「講義を見る」「制作する」「見てもらう」の3つを、それぞれどこで、いつ行うのかを分けて確認しましょう。

通学を考える場合は、職場や自宅からの移動時間と、教室を使える時間帯を、実際の週の予定に書き込んで確かめてみてください。

課題の自由度と修了後サポートは組み合わせて見る

ポートフォリオに載せる作品を作るには、自分で題材を決めて意図を説明できる、自由度の高い課題が役立ちます。カリキュラムにオリジナル課題や卒業制作があるか、題材を自分で選べるかを確認しましょう。

一方で、自由度の高い課題は時間がかかり、受講期間内に仕上がらないこともあります。そのため、修了後サポートとあわせて確認することが大切です。修了後も教材を見られるか、作品の添削や質問ができるか、その期間や条件はどうなっているかを確かめてください。

転職支援や案件紹介をうたっている場合は、対象となる条件と、サポートの具体的な範囲を確認しましょう。いずれの場合も、転職や受注を保証するものではないという前提で、公式サイトや資料で内容を確かめることをおすすめします。

説明を聞くときに気をつけたいこと

スクールの説明では、「多くの受講生が」「充実した」「業界トップクラスの」といった言葉がよく使われます。こうした言葉は、何を基準にしているのかがわからなければ比べる材料になりません。数字が示されたときは、どの期間の、どの範囲の受講生を対象にした数字なのかを確かめましょう。

もう一つ気をつけたいのは、料金や期間の話が先に進み、カリキュラムと添削の中身の話が後回しになる場合です。そうした場面では、学習計画表の欄を見せながら「この欄について教えてください」と、自分から話を戻すとよいでしょう。

その場で決める必要はありません。聞いた内容を計画表に書き込み、空欄がどれだけ埋まったかを持ち帰って見比べるのが、落ち着いて判断するための近道です。

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